9月下旬に4日間にわたって開催された「東京ゲームショウ2023」。
国内外から数多くのゲーム会社が集まる中、gumiも出展しました。
コロナ禍を乗り越え、4年ぶりの本格開催を迎えた東京ゲームショウへどのような思いで参加し、当日はどんな様子だったのか、会期中の熱気さながらにお伝えします!
「東京ゲームショウ2023」について
東京ゲームショウ(以下TGS)は、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)の主催によって年に一度開催される、コンピュータゲームをはじめとするコンピューターエンターテイメントの総合展示会。
世界中が注目しているゲームの多くが集結する、世界三大ゲームショウのひとつとも言われています。
コロナ禍を経て、今年は4年ぶりに幕張メッセを全館使用してのリアル開催となり、9月21日~24日までの4日間で総来場者数は24万3238人と大盛況となりました。
(2022年は13万8192人)
gumi 9年ぶりの出展!TGS2023参加への思い
gumiの出展は2014年以来9年ぶり。
Web3ゲームをテーマに掲げ、新規タイトルの開発を協業で行うことを発表したCROOZ Blockchain Lab株式会社と共同での出展です。
なぜ今、TGSへの参加を決めたのでしょうか。
TGS出展の責任者であるHead of Blockchain Game Business 森田康徳のその思いとは?
「gumiは新しい事業として、市場が大きくなる前からブロックチェーン領域に早期に挑戦してきました。特に、モバイルゲームで培ってきた開発力を生かしてWeb3ゲームの開発に力を注いできました。
ここ数年、ブロックチェーン技術がゲーム産業以外でも注目され、実装されるようになってきている中で、より一般の方々へブロックチェーンという新しい技術の浸透を後押しするには、より簡単に、楽しみながらWeb3ゲームに触れてもらうことが一番だと考えました。その点、今回のTGSこそ、一般の方々に知ってもらえる最適な場なのではと思い、出展を決意しました。またCROOZ Blockchain Lab株式会社と共同で大規模に出展することでよりWeb3ゲーム全体の機運を高めることに繋がれば!」
と、熱い決意を語ってくれました。
TGS2023開幕!会場の様子
会場の幕張メッセは、午前中から多くの人が押し寄せました!
人混みの中でも入り口からすぐ、目に入るのがバルーン!各タイトルのメインキャラを描いたバルーンが、広い会場で遠くからでも一目でgumiブースの場所を教えてくれます!
ブースに入ると迎えてくれる、円形のLEDビジョンは圧巻!
さらに、この日のために用意したフォトスポットが、会場を彩ります。
gumiからは開発中の3つのWeb3ゲームをメインに出展しました。
ファントム オブ キル‐オルタナティブ・イミテーション‐:(以下ファンキルオルタナ)
Studio FgGが開発・運用している大ヒットモバイルゲーム「ファントム オブ キル」の世界観を生かしつつ、育成やカスタマイズ性に特化したゲームとなるのが今作の特徴。無料で始められる一方、任意でWeb3ゲームとして遊ぶこともできます。
推しのキル姫(伝説の武器を擬人化したキャラクター)を見つけて愛でれば愛でるほど強くなり、ゲーム内マーケットでトレードすることで暗号資産を獲得することができる”Oshi” and Earnが実現できる新たなWeb3ゲームです。
ブレイブ フロンティア バーサス:(以下ブレフロバーサス)
全世界3800万DLされた「ブレイブ フロンティア」シリーズのスピンオフタイトルとして新たにGameFi要素を取り入れたWeb3ゲーム。ターン性のタクティカルバトルで勝敗を決定し、バトルに勝つとトークンに交換可能なアイテムや豪華報酬を獲得できます。さらに上位レアリティのユニット等はNFT化し、プレイヤー同士でトレードを行うことが可能です。
eスポーツ化も視野に入れており、世界中にファンを持つIPで新時代のPvPゲームとしてグローバル展開を図っていきます。
TOKYO BEAST:
gumiがディベロッパーとして参画している、クリプトエンターテイメントプロジェクトです。
中心となるのは、暗号資産を利用したベッティングシステム。
ゲームプレイヤーは、NFTホルダーとベッターからの声援を受け、BEASTを使ってゲーム内で熱いバトルを展開。その結果に応じて、NFTホルダーとベッターはそれぞれ報酬を獲得できます。Polygonプロトコルをブロックチェーンネットワークの連携先として選択し、複数のモジュールプロジェクトを2024年に全世界に向けてリリースする予定です。
◆ブースメインコンテンツ 「リアルガチャ」
gumiブースのメインコンテンツは、豪華アイテムが当たるリアルガチャ!!
現在開発中のファンキルオルタナとブレフロバーサスのレアキャラクターを、来場した人だけが一足先にゲットすることができるのです!
フォトブースで撮影または公式X(旧Twitter)で指定ハッシュタグとともにポストすることで、リアルガチャを回す権利が得られる仕組み。なんと、ファンキルオルタナの1等は、TGS×トップコスプレイヤーえなこさん限定コラボ! 「NFT化できるLR(レジェンドレア)えなこ」がもらえる!!
そしてブレフロバーサスの1等は「レジェンドユニット1体」がもらえるとあってガチャブースは通路にあふれるほど多くの方が並んでくださっていました!
◆合同記者発表会
合同記者発表会では、CROOZ Blockchain Lab株式会社の古瀬祥一代表取締役社長、gumiの森田が特設ステージに登壇。古瀬氏は、共同出展に至った経緯について
「既存のゲームユーザーでも楽しく遊べるゲームを作り、そこにWeb3要素を入れて、Web2.5のような立ち位置のゲームを作ろうと考えていた。gumi社も同じアプローチで作ろうとしていると聞いたことでメジャーゲームに匹敵する大きさで2社で手を組み大きくやろうとなった」と話しました。
Web3ゲームの展望について森田は
「大手企業がWeb3プロジェクトについて大きな発表をしている中で、このTGSを皮切りにさらにいろいろな発表があると思う。我々はその先駆者として一緒に盛り上げたい」と、力強くコメントしました。
さらに後半は、ファントム オブ キル‐オルタナティブ・イミテーション‐公式アンバサダー、
お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんと東ブクロさん。そしてトップコスプレイヤーのえなこさんが登場!
さらば青春の光とgumiが企画するのは、ファンキルオルタナ公式YouTubeチャンネルです!
チャンネル開設の報告と合わせて「僕たちがチャンネルを盛り上げていきます!」と意気込みを語ってくれました。
一方のえなこさんが纏うのは、ファンキルの人気キル姫「カシウス」の衣装。なんと、ファンキルオルタナコラボ企画第一弾として、えなこさん自身がキル姫となりゲームに登場することが決まりました!
ゲーム内に登場する“キル姫えなこ”のビジュアルを一足先に見たという えなこさんは
「イラストがとてもかわいいです。私が注目してほしいのは表情。なんか私に寄せてきたかな?みたいな」
とこのコラボ企画に期待を寄せました。
◆メインステージイベント「ゲームの魅力プレゼンバトル!」
さらにステージエリアで行われた企画の一部をご紹介します!
最終日には、ファンキルオルタナとブレフロバーサスについて、両ゲームの応援団による魅力プレゼンバトルが繰り広げられました!
ファンキルオルタナチームは「お見送り芸人しんいち」さんが応援団長!さらに「ファンキル」出演声優の佐藤舞さん(カシウス役)、須田裕莉香さん(ティファレト役)、鷲見友美ジェナさん(アルマス役)、清都ありささん(フォルカス役)の豪華声優陣4人が応援に駆けつけてくれました!
4人が自身のキャラクターの衣装や性格について魅力を語り、さらにはセリフを生で読み上げ披露すると、会場は大いに沸きました。
対するブレフロバーサスチームは、お笑い芸人で“ブレフロ王”でもあるゴー☆ジャスさんが応援団長!
にじさんじ所属のバーチャルライバー鷹宮リオンさん、超フリーダムYouTuberはじめしゃちょーさん、そしてブレフロを開発する株式会社エイリムの広報かおりんごさんと多彩な顔ぶれが集結!
特に、はじめしゃちょーさんは「スマホを買って初めてハマったゲームがブレフロなんです!」とブレフロ愛を熱く語ってくれました!
魅力プレゼンバトル 「質問対決」!
gumi森田に向けて、各ゲームの魅力を引き出す良い質問ができるかがポイントです。
ファンキルオルタナチームのお見送り芸人しんいちさんから「“資産化できる”って気になるんですけど、もう少し詳しく!」と聞かれると
森田は「自分の推し姫のファンが増えるほど、そのキル姫が欲しくなったり、キャラの需要が高まります。
本作ではNFTのトレード機能を用意していますので、唯一無二のキル姫を作ることでそのキャラが資産になります」と説明。
すると、ブレフロバーサスチームのはじめしゃちょーさんも「推し活にハマってしまいそう…」とファンキルオルタナに傾くシーンも。
さらに、はじめしゃちょーさんからは「今までのブレフロと違う点はありますか?」という質問が。
森田が「従来のゲームはガチャをがんばって回したらキャラを獲得できましたが、今回は全世界に3体しかいないキャラクターも作ることも可能です。そのキャラをトレードすることもできる。ブロックチェーン技術を活かしてキャラの希少価値をデジタルゲームで再現します!」と力強く答えると、ステージ上は「それは欲しい!」「対戦相手が持っているだけで、あ、これ超レアキャラだ!とテンション上がりそう!」と、興味津々!総立ちで盛り上がりました!
応援団のみなさんのおかげでどちらのゲームの魅力も会場のみなさんに伝わる熱気たっぷりのステージとなりました。
熱気あふれる4日間を終えて
‐Head of Blockchain Game Business森田より
今回、ステージを盛り上げてくれた出演者は、なんとしてでもgumiを応援したい!という思いで、前々日のギリギリまで日程調整をして駆けつけてくださった人もいたほど、gumiのゲーム愛にあふれたキャスティングだったので、非常に熱のこもったメッセージを発信してくださったと感じています。
その甲斐あってか、実際にお客さんもとても興味を持ってくださっていて、まだ開発中のゲームであるにも関わらず何度もガチャを回すお客さんの姿が印象的でした。
さらには海外からの反響もありました。複数人から「Web3ゲームや今後の構想について、もっと話を聞かせてほしい」という声があり、TGSの影響力と手ごたえを実感しています。
TGSにとどまらず、直近ではOshi Tokenと呼ばれるガバナンストークンの暗号資産取引所Gate.ioへの上場が決定していますし、まだまだ積極的にアピールしていくのでお楽しみに!という気持ちです。
このように、gumiには新しい技術とグローバルにチャレンジできる環境があります。
例えばファンキルオルタナは“推し活”をテーマに、アニメIPが強く、Web3への理解が進んでいるアジア圏を視野に展開していく予定ですし、ブレフロバーサスはe‐Sportsとして世界中にリーグを作り、世界イベントの開催などで直接現地に足を運ぶ機会もあると思います。
通常のモバイルゲームと違い、トークンの設計とかトークノミクスとか、新しいことに触れるチャンスがたくさんあるワクワクする場所です。もし、僕たちと一緒にワクワクしたい!という方がいれば、一緒にWeb3ゲームで世界を盛り上げていきましょう!!
おわりに
gumiはブロックチェーン領域に早期に参入し、実績を積んでまいりました。
その中で、Web3業界自体の発展に貢献していくためにも様々な施策を打っています。
gumiでなら、世界のユーザーへ新しい驚きと感動の体験を提供する最先端のゲームコンテンツ制作に携わることができます。 Web3という新しい領域に挑戦したいという方がいればぜひ、一緒に最高のユーザー体験を生み出していきましょう!!