gumiでは、2018年頃から福利厚生制度の充実化に取り組んでいます。その中で、従業員エンゲージメント(満足度)の向上だけでなく、業務パフォーマンスの向上(従業員の行動指針として掲げている「Value」の体現)に寄与できる制度としていくため、制度の建て付け自体の見直しも行ってきました。
その結果、現在では自己研鑽やワークライフバランスの充実化、また社内交流の促進に繋がる50種類もの福利厚生が設けられ、実際に多くの従業員が、これらの制度を活用し、Valueの体現に繋げています。今回は、gumi独自の福利厚生制度がどのように整備されてきたのかをご紹介します!
<gumiの全福利厚生制度>
※現在、新型コロナウイルスの影響で、一部の制度の利用を休止しています。従業員の声を取り入れた制度の充実化
gumiでは、以前より全従業員を対象にエンゲージメントサーベイを実施しています。エンゲージメントサーベイは、従業員へのアンケートにより、幅広い項目で従業員満足度を測定するツールですが、この中で福利厚生制度について出された意見を参考に、制度の導入を進めてきました。
その他に、従業員からの意見の吸い上げに活用しているのが七夕企画です。gumiの七夕企画は、従業員が願い事を短冊に書いて楽しむだけではなく、会社への要望を伝える場としても活用されています。毎年七夕の笹には、人事制度や休暇制度、オフィス環境の改善といった、会社への具体的な要望がたくさん掲げられます。そして、すべてではありませんが、要望の一部は実際に実現しています!
エンゲージメントサーベイや七夕企画によって導入された制度としては、例えば、保育施設の利用費を全額補助する保育園補助(月額10万円が上限)や、オフィスマッサージ制度、バースデー休暇制度などがあります。なお、福利厚生制度以外でも、最新型の電子レンジやトレーニングマシーンなどが、七夕企画での願い事がきっかけで設置されました!
Valueに紐づけた福利厚生制度の活用
福利厚生制度を拡充する中、gumiでは、リブランディング施策の一環として企業理念のリニューアルを進めていました。そして、2019年5月、新コーポレートロゴやサイトと合わせて、新しいMission、Mind、Valueを策定しました。
その企業理念がこちら。
企業理念のリニューアルが完了し、次のステップとして、3つのValueを存分に体現できる職場環境づくりを推進していきました。そこで、福利厚生制度も「従業員が“わくわく”しながら働き、gumiやメンバーとともに挑戦することをサポートする」制度に再定義することにしました。従業員エンゲージメントの向上のみを目的としていた従来の福利厚生制度から、従業員の業務パフォーマンス向上も目指す制度への変更です。
こうして誕生したのが、各Valueに紐付けた以下の3つのパッケージから成る、新たな福利厚生制度「Work with gumi ‐わくぐみ‐」です!
「ほねぐみ」
「Keep on Trying」に関連する制度パッケージです。従業員のインプットによる土台づくりと、果敢な挑戦を応援します。
「めぐみ」
「Stay Positive」に関連する制度パッケージです。個々のワークライフバランスを保ち、健康的に長く働ける職場環境を提供します。
「はぐくみ」
「Unite as One」に関連する制度パッケージです。チームの輪を広げ、一体感を醸成できる環境を育みます。
さらに、「Work with gumi ‐わくぐみ‐」という制度を視覚的にもイメージしやすくするために、キービジュアルも作成しました!
デザインは社内で募集し、審査の結果、福岡支社のUI/UXデザイナーが作成したこちらのキービジュアルが選ばれました。
コンセプトは、「従業員が自由に回すことができるガチャガチャ」。ゲーム会社らしく、「わくわく」する瞬間を「ガチャガチャ」で表現しています。
gumiの福利厚生制度「Work with gumi ‐わくぐみ‐」は、このようにして現在の形になりました。 今後とも、gumiは従業員のエンゲージメントおよび業務パフォーマンスの両軸の観点から、福利厚生制度の充実化に取り組んでまいります!